新しい視点や気づきを与え、絶えず背中を押してくれる、ビジネスパートナー。

おとべ農産 青森県東北町


代表取締役 乙部 暁

JAゆうき青森主催の「おいしい長芋決定戦」でグランプリを受賞した日本有数の長芋生産者。新品種の長芋「ネバリスター」を取り扱う。畑での作業ができない降雪シーズン対策として、貯蔵庫の活用で仕組みを構築し、周年出荷を実現。当初の売上5,000万円から2023年には2億4,000万円へと売上を伸ばしている。

クロスエイジとの出会い

家業の農家を継いでまだ間もない頃、諸先輩方と九州へ研修に行く機会があり、その訪問先がたまたまクロスエイジでした。当時、藤野代表も30歳になったばかりで、私も年が近かったこともあり、楽しく交流させていただきました。その後、町の担当者から連絡を受け、クロスエイジと何か取引ができないかとお声がけいただき、今に至ります。

プロデュースを決めた理由

以前から両親が割と大きく農業をやっていて安定はしていたのですが、私としては、法人化や契約販売など農協以外の部分を考え始めていた時期でした。なので、クロスエイジとの出会いをきっかけに変化していきたいと、手掛けていた『ネバリスター』のサンプルを送付。販路開拓=地道なイメージとは裏腹に、商品プロデュースという、華やかな印象が新鮮でお任せすることにしました。

クロスエイジが実施したこと

POPの制作と設置、また商品に私の顔写真入りのシールを貼ったりと、当時では目新しい販促活動を実施。また佐川急便等を通じてスーパーへ直送。リードタイムを短縮させ、収益や顧客満足度の向上、他社との差別化を実現していただきました。それにプラスして『ネバリスター』の珍しさもあり、一番最初に取り扱いが始まったベニースーパーさんとは、今でも取引が続いています。

一番印象に残っているエピソードを教えてください

まだ取引が少ない、月額にして10万円くらいの頃、クロスエイジから「東京で開催される展示会へ参加しませんか?」というお話しをいただきました。当時のクロスエイジもまだ規模が大きくなかったため、参加費用や懇親会の費用まで負担していただけたことは、彼らが真剣に私たちをサポートしてくれていることを感じさせるものでした。

乙部さんにとってクロスエイジとは?

地元で農業を営んでいると、その環境の良さに安心してしまいがちですが、クロスエイジから届く日々の気付きや新しいアイディアは、成長へのモチベーションを支えています。一緒に成長していきましょう!と、絶えず背中を押してくれる存在ですね。