キャリアステップCAREER STEP

目指せ! 農業総合プロデューサーBECOME THE AGRICULTURE TOTAL PRODUCER

STEP 1 研修と実務フォロー

アシスタントプロデューサー

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STEP 2 流通 予算を持って自立

流通プロデューサー

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STEP 3 商品 流通 リーダーとしてチームを率いる

商品プロデューサー

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STEP 4 生産者 商品 流通 高い専門性で国や地域を巻き込む

農業総合プロデューサー

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アシスタントプロデューサー

営業事務や商品出荷など、
先輩社員の仕事の補助を行う。
城戸有弥 23歳 入社6ヶ月(新卒)
※2017年10月時点

こんなシゴトです

入社後の三ヶ月は、書類や商品の受発注、電話対応など一通りの事務作業を覚える日々。その合間に、産地訪問や商談に付き添うことも。現在は、事務作業を外れて本格的に営業の勉強中。また、代表の藤野が担当しているコンサル案件や講演会のアシスタントとして、資料づくりや会場準備などの作業も行なっている。

ココがやりがい

マニュアル通りではなく自分で考えることが必然的に求められること。そして、入社数ヶ月で多くの農家や取引先の方と関わることができ「新卒」ではなく「いち社員」として扱われること。天候や運送の関係で農作物の出荷が遅れ、出荷先に謝らなければいけないこともあるが、ただ状況を伝えて謝るだけでなく次の出荷のタイミングを随時伝えるようにするなど、お客さまとの取引をつないでいくための対応が必要だと感じるようになった。

経歴&入社動機

大学では農学部を専攻し、農業経済や栽培について学ぶ。就職活動中にたまたま兄が持ってきたクロスエイジの説明会のチラシを見て、単独説明会に参加。このときのクロスエイジの説明会が、社長藤野や社員を相手に、1対1や2対2の座談会形式で話をきける内容だったことから、その距離感の近さにまず驚く。事業内容や社風に惹かれたこと、そして「ここだったら自分が成長できるんじゃないか」と強く感じたことが決め手となり、入社に。

今後の目標

農家さんの話を聞いていると農作物へのこだわりが伝わってくるし、実際にもらった農作物をサンプルとして食べてみると「今まで食べたものと違う!」と感じるくらい、農作物自体の良さに気付かされる。なので、営業として売上げの数字を意識しながらも、農家さんに寄り添い、商品である野菜の良さというのを大切にしていきたい。

流通プロデューサー

営業が中心の業務。
農家の商品を販売先へと提案。
坂元洋志 29歳 入社4年目
※2017年10月時点

こんなシゴトです

スーパーや量販店、菓子製造メーカーを主な出荷先として、流通をプロデュース。農家さんと打ち合わせをするために産地をまわったり、取引先のバイヤーさん相手に商品の提案を行っている。また、店頭に並ぶ商品だけでなく通販会社への果物の流通も手掛けている。

加工・配送チームのリーダーでもあり、自社の加工施設(原料の袋詰めなどの加工から出荷まで)のスケジューリングや人の管理、出荷の調整などを行う。新卒採用担当として採用活動にも携わっている。

ココがやりがい

安定した供給や情報提供・対応の早さ、リスクを見込んだ事前の組立など、農家とダイレクトにつながっているからこそ提供できるクロスエイジの価値を、取引先のお客さまに理解してもらえ、その結果、販売につながったときにやりがいを感じる。
また、入社4年目でチームリーダーや採用活動を任されるなど、早い段階から会社を形作る一助をさせてもらえることも、仕事のモチベーションになっている。

経歴&入社動機

第二新卒で入社。大学では地域社会学を専攻し、地域おこし等について学ぶ。公務員を目指していたが民間企業にも興味を持ち、たまたま参加した合同説明会でクロスエイジと出会った。「農業と食を通して地域貢献を行う」という会社の理念に共感を覚えて入社。

入社後はクロスエイジの直営店舗『時や』の清川店に勤務、店長を務めた。「農家と生産地を元気にし、もっと地域を面白くしたい」という想いから異動を希望し営業課へ。アシスタントプロデューサーとして一年間、先輩のフォローを行った後、流通プロデューサーとして奮闘中。

今後の目標

農業で地域を面白くしたい! 野菜の販売を通して、地方に特産品が生まれたり農作物祭りができたりと、その地域に根ざした文化や伝統がゆくゆくはできていくようなことをやっていきたい。そのために、流通プロデュースだけでなく、商品プロデュースや農家コンサルの仕事も覚え、五年後には農業総合プロデューサーになれるよう、先を見据えて動いていきたい。

商品プロデューサー

要望に合わせて商品を企画し、
流通していない農産物も商品化。
本島 徳 31歳 入社6年目
※2017年10月時点

こんなシゴトです

「こんな商品がほしい」というお客さまの要望に合わせて商品を提供。既存商品の規格変更から流通していない農産物の企画まで、幅広く対応しながら商品化を図っていく。

カブ「もものすけ」の場合

お客さまである仲卸さんからスーパー向けに「もものすけ」というカブを作れないかという要望があり、カブの産地である千葉で作ってくれる方を探すことに。

生産者は見つかったが、種がうまく手に入らなかったため、種苗メーカーへ問い合わせ。その地域で多く「もものすけ」を仕入れした販売店を教えてもらうなどをして種を確保。また、お客さまの希望する単価とすり合わせができるかを検討。カブを栽培している農家さんに、通常のカブの場合で播種した数に対して製品が取れる割合や、面積当たりに播ける数をヒアリング。どれぐらいの利益が上がる、価格設定ができるのかを計算した。

さらに、流通させる際に必要となる商品を入れる袋の規格を設定。お客さまから「スタンドパックに葉付きで3玉ぐらい入れて、こんな感じで」という案はもらっていたので、ラフ案を作り資材会社と話し合いながら作成。実際にはない商品を想定しながら、何cm×何cmの設計をしていく難しい作業に。
収穫となり商品化できた際にはお客さまに喜んで頂くことができた。

ココがやりがい

お客様がほしいといった商品や、これ面白いかもという商品を形にしていけること。

また実際に流通させている商品でも、お客様の要望に沿うように供給量を増やしたり出荷規格に柔軟に対応することで、今よりもいいものを提供することができ、それをお客さまにも実感してもらえること。

経歴&入社動機

父親が農家と関わる仕事をしており、農業は販売面で課題が多いという話を聞いていた。
大学卒業後、東京青果に3年勤めるも、もっと農産物と販売先をつなぐ仕事をしたいと思い転職。

クロスエイジでは『供給販売企画書』を作って営業を行っていくなど、販売先の需要に応え農家に付加価値をつけながら、農産物の流通につなげていくことができると感じたのが入社の決め手に。

今後の目標

新しいものや珍しい種類の農産物を作ってもらうことが多いので、実際に収穫するまで品質と量がどれくらいか、生産者にもわからないのが実情。販売先のお客様さまは実際にオーダーをされた数を見込みにされているので、収穫量不足になると売るものがなくなってしまう。

それを改善するため、生産者、実需者にもお互いリスクの軽減が出来るような組み立てをもっと考えて突き詰めていきたい。生産者には「今までよりも手取りが増えた」「一緒にやってきてよかった」と言ってもらいたいし、販売先のお客さまには「本島さんに話をすると形にしてくれる」と言ってもらえるようになりたい。

農業総合プロデューサー

農業のコンサルティングを行い、
経営拡大を多角的に支援。
藤野直人 35歳
※2017年1月時点

こんなシゴトです

流通、商品に加え、生産者プロデュースもできるのが、農業総合プロデューサー。農家さんの付加価値を高め、経営自体を改善することで収益拡大や規模拡大を実現させていく。

福岡のネギ農家の実例

「カットネギの工場を作りたい」という希望が農家さんからあり、事業計画書を一緒に作成。資金調達のため、「費用の10分の3は賄えるような補助金をさがしましょう」と補助金活用を提案し実施。申請交渉や銀行対応などを行っていった。

熊本のさつまいも農家の実例

九州ではさつまいもは焼酎の原料や和菓子などの加工品として使われることが多いため、品質の取組みが少ないという現状があった。そのため、キュアリング機能が付いた貯蔵施設(※)を導入。長期保存ができるようになったことで、生産者は収穫時期以外にも長期で安定的な利益が確保できるように。そして、商品の品質自体が良くなることで農家さんに付加価値を生み出すことができた。

※室温と湿度を一定の状態に設定することでさつまいもの抵抗力を高め、長期保存を可能にする貯蔵施設。長く貯蔵することでさつまいものデンプンが糖に変わり甘みも増していく。

ココがやりがい

農家さんと関わるにしても、もし自分が土の専門家だったら土壌についてのみの相談をされると思うし、もし税理士だったら税の相談を受けるだけの存在になっていると思う。それがさまざまな面から深く農家さんに関わっていくことで信頼関係が徐々に築かれ、経営全体についてだったり、将来のビジョンや方向性、組織や人のことなどすべてにおいて相談してもらえるようになる。その関係性が生まれたときに一番やりがいを感じるし、充実を覚える。

今後の目標

農業は変わっていかなきゃいけないと言われているが、既存の流通システムに変化が起きたときに、農業を支える人が必要となる。そのためにも、農業プロデュースという仕事そのものを広めていきたい。

そしてより一層の生産者支援を行っていくために、ITに特化した企業と生産現場をつなげるなど、さまざまな専門性を持つ人たちと連携を図っていきたい。

生産者を一緒に応援できるような仲間が増えることで、農業の産業化ができるような機運が高まるし、それで連携をする企業への利益が生まれれば、農業はどんどん魅力的なビジネスモデルになっていく。

募集要項